合同会社アーロン財宝探査

日本発トレジャーハンター・山下財宝発掘調査

山下財宝とは?

Wikipedia「山下財宝」によると、

山下財宝(やましたざいほう)とは、山下奉文(ともゆき)大将率いる日本軍によって、終戦時にフィリピンに埋められたとされる莫大な埋蔵金についての都市伝説。

フィリピンで一般的に語り継がれている伝説では、「東南アジア(主にビルマ)の欧米諸国の植民地政府が貯蔵したまま放置した金塊を、これらの地を占領した日本軍が徴発、シンガポールからフィリピンで中継し日本本土に海上輸送しようとしたが、連合国軍の潜水艦や航空機による日本と東南アジア間の海上輸送路への攻撃が激しくなったために、フィリピン内に隠しておいて日本の敗戦の直後に引き上げようとしたところ、関係者が戦犯として連合国軍により処刑されたため在処の情報が失われた」とされている。

山下奉文 陸軍大将

多くの人は上記のWikipediaの説明にもあるとおり、山下財宝は都市伝説の類であって、話としては面白いが史実とは考えていないだろうと思う。
しかし、現地フィリピンでは山下財宝は都市伝説どころか、いくつかの場所から実際に発掘された事が確認されている。

そのうちの一つに、マルコス元フィリピン大統領から発掘した財宝を強奪されたと、1988年3月に訴訟(ロジャー・ロハス訴訟)が起きており、1993年には結審として430億米ドル(およそ4兆3千億円)の賠償金支払い命令がマルコス側に言い渡される裁判が実際にあった。

ロジャー・ロハスと黄金の仏像

また、ミンダナオ島のダバオ市には「Japanese Tunnel」という観光名所がある。
これは日本軍が掘った地下基地の一部であり、それを発掘したレオノア家がその地下基地のトンネル内で大量の金塊と黄金製の仏像を発見したという。
レオノア家は今や大富豪であり滅多に人前には出ないようだが、レオノア家従業員のガイドに聞けば「レオノア家は山下財宝を売って莫大な財産を手に入れ、それを元手に何軒ものホテル、リゾート施設を経営している」と隠すこともなく答える。

「Japanese Tunnel」黄金の仏像レプリカ

他に例をあげればきりがないが、もう「山下財宝」は史実としてあったと断言して良いのではないだろうか。

考えてみれば不思議でも何でもない。戦時中に他国からあらゆる資源、財産を奪い取ろうとするのは当たり前の事である。
日本軍の地下基地に武器、弾薬、燃料、水や食料、その他に金銀財宝も運び込まれたとしてもなんら不自然ではないように思う。

投稿日:2018年3月29日 更新日:

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